不起訴・釈放の事件一覧(8件)
逮捕・勾留されたものの、不起訴処分となったか、起訴前に釈放された事件を収録している。起訴に至らなかった事例の多くは、捜査段階での任意性を欠く取調べ、見込み捜査、あるいは別証拠による真犯人の判明によるものである。起訴されなかったこと自体は被疑者の名誉を回復する一歩だが、長期勾留や社会的制裁の傷はそれでは癒えない。大川原化工機事件やパソコン遠隔操作事件の誤認逮捕など、近年の事例も含まれる。
大川原化工機事件
大川原正明ほか3名
冤罪不起訴・釈放
公訴取消→国賠勝訴東京都警視庁
2020 (5年)
法令解釈の問題人質司法+1
アラートループ事件(兵庫県警ブラクラ摘発事件)
男性2名・女子中学生・男子中学生・男子大学生 計5名
不当な刑事手続不起訴・釈放
男性2名 起訴猶予・未成年者 補導兵庫県兵庫県警
2019→2019 (1年)
IT技術への理解不足・過剰規制法令解釈の問題
パソコン遠隔操作事件(誤認逮捕)
誤認逮捕被害者4名
誤認捜査不起訴・釈放
不起訴(真犯人逮捕で判明)東京都警視庁
2012→2013 (1年)
IT技術への理解不足・過剰規制デジタル証拠の問題+1
岡崎市立中央図書館事件(Librahack事件)
男性(Librahack氏、実名非公表)
不当な刑事手続不起訴・釈放
起訴猶予(約20日間の勾留)愛知県愛知県警
2010→2010 (1年)
見込み捜査IT技術への理解不足・過剰規制+1
原田信助さん事件
原田信助
誤認捜査不起訴・釈放
被疑者死亡不起訴東京都警視庁
2009 (—)
痴漢冤罪の構造見込み捜査
沖田痴漢冤罪事件
沖田 光男
冤罪不起訴・釈放📖 当事者書籍
東京都警視庁
1999→1999 (1年未満)
痴漢冤罪の構造客観的証拠の欠如+1
松本サリン事件(河野義行氏)
河野義行
誤認捜査不起訴・釈放
任意捜査のみ(起訴なし)長野県長野県警
1994→1995 (1年)
見込み捜査報道被害+1
警察官ネコババ事件
スーパーマーケット経営者の妻(匿名)
冤罪不起訴・釈放
起訴なし(逮捕状請求も却下)大阪府大阪府警
1988→1988 (1年未満)
証拠捏造見込み捜査+1