不起訴・釈放の事件一覧(13件)
逮捕・勾留されたものの、不起訴処分となったか、起訴前に釈放された事件を収録している。起訴に至らなかった事例の多くは、捜査段階での任意性を欠く取調べ、見込み捜査、あるいは別証拠による真犯人の判明によるものである。起訴されなかったこと自体は被疑者の名誉を回復する一歩だが、長期勾留や社会的制裁の傷はそれでは癒えない。大川原化工機事件やパソコン遠隔操作事件の誤認逮捕など、近年の事例も含まれる。
長岡高校教諭不同意わいせつ誤認逮捕事件
匿名(30代・高校教諭)
冤罪不起訴・釈放
6日間勾留後釈放 → 「犯人とは認められない」として不起訴(2026年1月9日、新潟地検長岡支部)新潟県新潟県警
2025→2026 (1年未満)
思い込み捜査裏付け捜査の懈怠+1
大阪リベンジポルノ二重誤認逮捕事件
匿名(20代・男性会社員)
冤罪不起訴・釈放
42日間勾留後 処分保留で釈放 → 嫌疑なし不起訴(2023年8月14日、大阪地検)大阪府大阪府警
2023→現在 (0年+)
裏付け捜査の懈怠自白強要+1
なみちえさん大麻誤認逮捕事件
なみちえ
誤認捜査不起訴・釈放
不起訴(東京地検)/国賠第1訴訟:違法逮捕認定、東京都に33万円賠償命令(2025年2月17日、東京地裁・確定)/国賠第2訴訟:勾留請求・勾留裁判の違法性を問う訴訟が係属中(2024年5月提訴、被告:国)東京都警視庁
2021→現在 (4年+)
鑑定の問題客観的証拠の欠如+1
大川原化工機事件
大川原正明ほか3名
冤罪不起訴・釈放
公訴取消→国賠勝訴東京都警視庁
2020 (5年)
法令解釈の問題人質司法+1
アラートループ事件(兵庫県警ブラクラ摘発事件)
男性2名・女子中学生・男子中学生・男子大学生 計5名
不当な刑事手続不起訴・釈放
男性2名 起訴猶予・未成年者 補導兵庫県兵庫県警
2019→2019 (1年)
IT技術への理解不足・過剰規制法令解釈の問題
松山女子大生窃盗誤認逮捕事件
匿名(当時22歳・女子大学生)
冤罪不起訴・釈放
勾留請求却下(2019年7月10日、松山簡裁)→ 嫌疑なし不起訴(2019年7月26日)愛媛県愛媛県警
2019→2019 (1年未満)
思い込み捜査自白強要+2
パソコン遠隔操作事件(誤認逮捕)
誤認逮捕被害者4名
誤認捜査不起訴・釈放
不起訴(真犯人逮捕で判明)東京都警視庁
2012→2013 (1年)
IT技術への理解不足・過剰規制デジタル証拠の問題+1
岡崎市立中央図書館事件(Librahack事件)
男性(Librahack氏、実名非公表)
不当な刑事手続不起訴・釈放
起訴猶予(約20日間の勾留)愛知県愛知県警
2010→2010 (1年)
見込み捜査IT技術への理解不足・過剰規制+1
原田信助さん事件
原田信助
誤認捜査不起訴・釈放
被疑者死亡不起訴東京都警視庁
2009 (—)
痴漢冤罪の構造見込み捜査
四日市ジャスコ誤認逮捕死亡事件
匿名(68歳男性・死亡)
誤認捜査不起訴・釈放
被疑者死亡のまま書類送検(2004年2月18日)→ 2011年5月に検察が無実を認定し被疑者補償三重県三重県警
2004→2011 (1年未満)
誤認逮捕過剰な制圧行為
沖田痴漢冤罪事件
沖田 光男
冤罪不起訴・釈放📖 当事者書籍
東京都警視庁
1999→1999 (1年未満)
痴漢冤罪の構造客観的証拠の欠如+1
松本サリン事件(河野義行氏)
河野義行
誤認捜査不起訴・釈放
任意捜査のみ(起訴なし)長野県長野県警
1994→1995 (1年)
見込み捜査報道被害+1
警察官ネコババ事件
スーパーマーケット経営者の妻(匿名)
冤罪不起訴・釈放
起訴なし(逮捕状請求も却下)大阪府大阪府警
1988→1988 (1年未満)
証拠捏造見込み捜査+1