死刑執行済の事件一覧(5件)
死刑が執行された後に、冤罪の疑いが具体的に指摘されている事件を収録している。飯塚事件のように、執行後も再審請求や支援活動が続けられている事件は存在する。死刑制度と冤罪の問題は切り離して論じることができない。一度執行されれば、たとえ後に新証拠が現れても、司法は自らの誤りを取り戻すことができない。ここに並ぶのは、その不可逆性ゆえに最も慎重な検証を要する事件群である。
飯塚事件
久間三千年
冤罪の疑い死刑執行済
死刑(執行済み)福岡県福岡県警
1994→現在 (32年+)
DNA型鑑定の誤り目撃証言の問題
菊池事件
藤本 松夫(ふじもと まつお)
冤罪の疑い死刑執行済
死刑(執行済)熊本県熊本県警
1952 (74年)
差別自白強要+1
福岡事件
西 武雄(にし たけお)・石井 健治郎
冤罪の疑い死刑執行済
死刑(確定・獄死)/無期懲役福岡県福岡県警
1947 (61年)
自白強要客観的証拠の欠如
一家四人死刑事件
匿名(長男、当時23歳)
冤罪の疑い死刑執行済
一審4人全員死刑→控訴審で3人無罪・長男のみ死刑維持→執行新潟県新潟県警
1914 (3年)
自白強要鑑定の問題
幸徳事件
幸徳秋水ほか25名
冤罪の疑い死刑執行済
24名死刑・2名有期刑(12名減刑、12名処刑)東京都内務省・警視庁
1910 (—)
思想弾圧