公訴棄却の事件一覧(3件)
起訴された後に、判決によらずに手続が打ち切られた事件を収録している。公訴棄却は、検察官が起訴を取り消した場合や、起訴そのものに法律上の瑕疵があった場合に裁判所が言い渡す形式裁判で、有罪・無罪の実体判断を伴わない。大川原化工機事件のように、公判の途中で検察官が起訴を取り消し、後の国家賠償訴訟で捜査の違法が認定された事件も含まれる。無罪判決を勝ち取る機会そのものが失われるという点で、当事者にとっては複雑な終わり方である。
大川原化工機事件
大川原正明ほか3名
冤罪公訴棄却
公訴取消→国賠勝訴東京都警視庁
2020 (5年)
法令解釈の問題人質司法+1
チッソ川本事件
川本 輝夫(かわもと てるお)
不当な刑事手続公訴棄却
一審:罰金5万円・執行猶予1年(1975年1月13日、東京地裁) → 控訴審:公訴棄却(1977年6月14日、東京高裁) → 最高裁:原判決破棄せず公訴棄却維持(1980年12月17日)東京都警視庁
1972→1980 (8年)
検察の暴走差別
横浜事件
細川嘉六ほか約60名
冤罪公訴棄却
禁錮刑等(再審で免訴)神奈川県神奈川県特高警察
1942→2009 (67年)
思想弾圧自白強要