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角川歴彦事件(東京五輪汚職)

角川 歴彦(かどかわ つぐひこ)

不当な刑事手続公判中

2022年、東京五輪汚職事件でKADOKAWA元会長の角川歴彦が贈賄容疑で逮捕。無罪を主張するも7ヶ月超勾留。2026年1月に一審有罪(懲役2年6月・執行猶予4年)。控訴中。人質司法を訴え国に2億2000万円の損害賠償訴訟を提起。

逮捕年
2022
無罪確定年
期間
4+
確定判決
懲役2年6月・執行猶予4年(一審有罪・控訴中)
都道府県
東京都
地域
関東
捜査機関
東京地検特捜部
時代
現代
刑事手続き進行度
捜査
逮捕
起訴
!
一審
控訴審
上告審
確定
服役
再審
逮捕起訴一審有罪控訴中
通過有罪等無罪等進行中

2022年、東京五輪汚職事件でKADOKAWA元会長の角川歴彦が贈賄容疑で逮捕。無罪を主張するも7ヶ月超勾留。2026年1月に一審有罪(懲役2年6月・執行猶予4年)。控訴中。人質司法を訴え国に2億2000万円の損害賠償訴訟を提起。

事件発生
2022
被告人
角川 歴彦(かどかわ つぐひこ)
判決
懲役2年6月・執行猶予4年(一審有罪・控訴中)
現在のステータス
冤罪を疑う声がある事案
冤罪の原因
人質司法、自白強要

タイムライン

事件不利有利手続事後
2022.08.08任意事情聴取(1回目)

2022年8月8日、東京地検特捜部が角川氏から任意で事情聴取を実施(訴状側資料)

2022.08.30任意事情聴取(2回目)

2022年8月30日、東京地検特捜部が角川氏から2回目の任意事情聴取を実施(訴状側資料)

2022.09.05報道機関の代表取材に対応

2022年9月5日、取材攻勢の沈静化を条件に、報道機関の代表取材を受けた(訴状側資料)

2022.09.06家宅捜索・KADOKAWA関係者逮捕

2022年9月6日、東京地検特捜部がKADOKAWA関係先を捜索し、同社元専務執行役員・元担当室長を贈賄容疑で逮捕。強制捜査が顕在化

2022.09.14角川歴彦 逮捕

2022年9月14日、東京五輪スポンサー選定を巡る贈賄容疑で東京地検特捜部が角川氏を逮捕(KADOKAWA公式公表)

心臓に持病を抱え手術を控えていたが逮捕。一貫して無罪を主張
捜査:東京地検特捜部
2022.09.15勾留請求・勾留決定

2022年9月15日、検察が勾留請求し、同日中に勾留決定(訴状側資料)

2022.09.20勾留取消請求

2022年9月20日、弁護側が高齢・健康状態等を理由に勾留取消請求を行う(訴状側資料)

2022.09.21勾留取消請求 却下

2022年9月21日、勾留取消請求が却下された(訴状側資料)

2022.09.27(会社側)役職員2名の起訴を公表

2022年9月27日、KADOKAWAが、9/6に逮捕された元専務執行役員・元担当室長が起訴された旨を公表

2022.10.04角川歴彦 起訴(贈賄)

2022年10月4日、贈賄罪で起訴。逮捕から起訴までの21日間で連日取調べが行われ、合計78時間29分に及んだとされる(訴状側資料)

2022.10.05(会社側)会長職辞任承認・ガバナンス検証委員会設置

2022年10月5日、KADOKAWA取締役会が会長職等の辞任を承認し、ガバナンス検証委員会設置を公表

2022.10.05第1次保釈請求 申立

2022年10月5日、弁護側が第1次保釈請求を申立て(訴状側資料)

2022.10.06第1次保釈請求 却下

2022年10月6日、検察の反対意見提出を経て、第1次保釈請求が却下された(訴状側資料)

2022.10.07第1次保釈請求の準抗告 棄却

2022年10月7日、第1次保釈請求却下に対する準抗告が棄却された(訴状側資料)

2022.10.17第2次保釈請求 申立

2022年10月17日、弁護側が第2次保釈請求を申立て(訴状側資料)

2022.10.19第2次保釈請求 却下

2022年10月19日、第2次保釈請求が却下された(訴状側資料)

2022.10.21第2次保釈請求の準抗告 棄却

2022年10月21日、第2次保釈請求却下に対する準抗告が棄却された(訴状側資料)

2022.11.02勾留執行停止申立(1回目)

2022年11月2日、術前検査等を理由に勾留執行停止を申立て(訴状側資料)

2022.11.04(会社側)取締役辞任を受理

2022年11月4日、KADOKAWAが角川氏の取締役辞任申し出を受理したと公表

2022.11.07勾留執行停止(1回目)決定

2022年11月7日、術前検査のため指定条件付きで勾留執行停止が認められた(訴状側資料)

2022.11.18勾留中の体調不良(接見中の症状)

2022年11月18日、弁護人接見中に意識が遠のく感覚等が生じ、車椅子移送・診察対応となった(訴状側資料)

2022.12.01第3次保釈請求 申立

2022年12月1日、弁護側が第3次保釈請求を申立て(訴状側資料)

2022.12.05第3次保釈請求 却下

2022年12月5日、第3次保釈請求が却下された(訴状側資料)

2022.12.20COVID-19陽性

2022年12月20日、抗原検査でCOVID-19陽性となった(訴状側資料)

2023.01.23(会社側)ガバナンス検証委員会の調査報告書を公表

2023年1月23日、KADOKAWAがガバナンス検証委員会の調査報告書の受領・公表をリリースで告知

2023.02.02(会社側)再発防止策等の対応方針を公表

2023年2月2日、KADOKAWAが調査報告・提言を受けたガバナンス改善等の対応方針を公表

2023.02.22勾留執行停止申立(3回目)

2023年2月22日、接見中の体調不良等を受けて、3回目の勾留執行停止を申立て(訴状側資料)

2023.03.09第4次保釈請求 申立

2023年3月9日、弁護側が第4次保釈請求を申立て(訴状側資料)

2023.03.13第4次保釈請求 取下げ

2023年3月13日、裁判官の示唆等を受けて第4次保釈請求を取り下げた(訴状側資料)

2023.04.18第5次保釈請求 申立

2023年4月18日、弁護側が第5次保釈請求を申立て(訴状側資料)

2023.04.27保釈許可・釈放(226日勾留の終了)

2023年4月27日、保釈保証金2億円で保釈が許可された。検察は同日準抗告・執行停止申立を行ったが地裁が即日棄却し、同日夜に釈放された。身体拘束は226日に及び、入所時と比べ体重が減少、釈放時には車椅子に乗せられていた(訴状側資料)

勾留中にCOVID-19感染。意識を失うこともあったが検察は保釈に反対し続けた。保釈には居住制限・通信機器使用禁止・関係者接触禁止等の複数条件が付された
2024.06.27人質司法 国賠提訴(角川人質司法違憲訴訟)

2024年6月27日、角川氏が国に対し人質司法による損害賠償2億2000万円(および遅延損害金)を求めて東京地裁に提訴

「品位をおとしめる拷問と感じた」。弁護団長は袴田事件の村山浩昭元裁判官。国連人権理事会にも通報
弁護団長:村山浩昭
2024.10.08刑事裁判 初公判(無罪主張)

2024年10月8日、東京地裁で初公判。「全く身に覚えがなく無実」と否認

裁判長:中尾佳久
2025.01.06国が答弁書提出(国賠)

2025年1月6日、国賠訴訟(令和6年(ワ)第17005号)で国が答弁書を提出

2025.01.10国賠 第1回口頭弁論

2025年1月10日、角川人質司法違憲訴訟の第1回口頭弁論が東京地裁で開かれた

2025.03.24(関連)「人質司法に終止符を!」訴訟 提訴

2025年3月24日、人質司法の根拠規定(刑訴法60条等)の違憲性を問う別の国賠訴訟が東京地裁に提起された。原告4名・1人あたり110万円請求。Human Rights Watchが国際的に報道

2025.04.25国賠 第2回口頭弁論

2025年4月25日、角川人質司法違憲訴訟の第2回口頭弁論が実施された

2025.05.20刑事公判 被告人質問

2025年5月20日、被告人質問が開かれ、角川氏は起訴内容を否認

2025.07.09(関連)「人質司法に終止符を!」訴訟 第1回期日

2025年7月9日、「人質司法に終止符を!」訴訟の第1回口頭弁論期日が東京地裁で行われた

2025.07.14国賠 第3回口頭弁論

2025年7月14日、角川人質司法違憲訴訟の第3回口頭弁論期日が開かれた

2025.08.19刑事公判 検察 懲役3年求刑

2025年8月19日、検察が懲役3年を求刑

2025.09.03刑事公判 最終弁論・結審

2025年9月3日、最終弁論が行われ結審。弁護側は「無罪以外にあり得ない」と主張。判決期日が2026年1月22日に指定された

2025.10.03国賠 第4回口頭弁論

2025年10月3日、角川人質司法違憲訴訟の第4回口頭弁論期日が実施された

2026.01.09国賠 第5回口頭弁論

2026年1月9日、角川人質司法違憲訴訟の第5回口頭弁論期日が実施された

2026.01.22刑事裁判 一審 有罪判決

2026年1月22日、東京地裁が懲役2年6月・執行猶予4年の有罪判決を言い渡した

共犯とされた元幹部2名は有罪確定済み。角川氏のみ否認。弁護側は「検察は誤った見立てで逮捕した」と捜査を批判
裁判長:中尾佳久
2026.01.23控訴

2026年1月23日、一審判決を不服として東京高裁に控訴

2026.03.11国賠 第6回口頭弁論

2026年3月11日、角川人質司法違憲訴訟の第6回口頭弁論期日が実施された

参考リンク

百科事典角川歴彦 - WikipediaWikipedia
弁護団角川人質司法違憲訴訟弁護団角川人質司法違憲訴訟弁護団
訴状角川人質司法違憲訴訟 訴状(PDF)角川人質司法違憲訴訟弁護団

参考文献

人間の証明
人間の証明
角川歴彦 (2024) — 書籍

東京五輪汚職事件で逮捕されたKADOKAWA元会長・角川歴彦による手記。7ヶ月超の勾留体験と人質司法の問題を訴える。

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