鈴鹿殺人事件
加藤 映次(かとう えいじ)
2012年11月13日、三重県鈴鹿市山本町でインターネット通販会社経営の辻元彦氏が頭部を殴打され殺害された事件。翌14日、共同経営者の加藤映次氏が殺人容疑で逮捕・起訴された。加藤氏は一貫して無実を主張し、自白はない。守る会側によれば、加藤氏が犯行を犯したとする直接的証拠はなく、返り血の痕跡も無い。被害者宅退去後に高速道路(東名阪)を走行中であったアリバイや、被害者のスマートフォンに退去後の11時34分に着信した「あ」メールが既読となっており、加藤氏が既読にできる状況になかったことなどが控訴審で争点となった。津地方裁判所(増田啓佑裁判長)の裁判員裁判は67日間・23回と当時最長規模に及んだが、2015年7月24日に懲役17年の有罪判決が言い渡された。名古屋高裁も2016年12月19日に控訴棄却、2018年7月4日に最高裁第一小法廷が上告棄却し有罪が確定。現在、再審請求準備中。冤罪File No.24・25にも取り上げられている。
2012年11月13日、三重県鈴鹿市山本町でインターネット通販会社経営の辻元彦氏が頭部を殴打され殺害された事件。翌14日、共同経営者の加藤映次氏が殺人容疑で逮捕・起訴された。加藤氏は一貫して無実を主張し、自白はない。守る会側によれば、加藤氏が犯行を犯したとする直接的証拠はなく、返り血の痕跡も無い。被害者宅退去後に高速道路(東名阪)を走行中であったアリバイや、被害者のスマートフォンに退去後の11時34分に着信した「あ」メールが既読となっており、加藤氏が既読にできる状況になかったことなどが控訴審で争点となった。津地方裁判所(増田啓佑裁判長)の裁判員裁判は67日間・23回と当時最長規模に及んだが、2015年7月24日に懲役17年の有罪判決が言い渡された。名古屋高裁も2016年12月19日に控訴棄却、2018年7月4日に最高裁第一小法廷が上告棄却し有罪が確定。現在、再審請求準備中。冤罪File No.24・25にも取り上げられている。
- 事件発生
- 2012年
- 被告人
- 加藤 映次(かとう えいじ)
- 判決
- 一審:懲役17年(2015年7月24日、津地裁) → 控訴棄却(2016年12月19日、名古屋高裁) → 上告棄却で確定(2018年7月4日、最高裁第1小法廷)
- 現在のステータス
- 有罪確定(再審請求準備中)
- 冤罪の原因
- 客観的証拠の欠如、間接事実の過大評価、見込み捜査
タイムライン
三重県鈴鹿市山本町で、インターネット通販会社経営の辻元彦氏が何者かによって頭部を殴打され殺害される
被害者の共同経営者であった加藤映次氏が殺人容疑で逮捕(自白なし)
殺人罪で起訴
日本国民救援会愛知県本部に無実の支援要請。以後、中央本部で調査継続
1年9ヶ月ぶりに妻・両親のみとの限定付きで面会可能に
2年以上を経て子供との接見禁止が解除
津地方裁判所で裁判員裁判開始。67日間・23回と当時最長規模に及んだ
支援団体「冤罪・鈴鹿事件 加藤映次さんを守る会」結成
津地方裁判所(増田啓佑裁判長)が懲役17年の有罪判決。加藤氏は即日、名古屋高裁に控訴
三重刑務所から名古屋拘置所へ移送
経験豊富な刑事専門弁護士3名で新たな弁護団を結成
名古屋高裁1002号法廷。書面審理が主となる控訴審で、一切の証拠調べもせずに結審する最悪ケースは回避
第4回控訴審。加藤氏が被害者宅を退去後、被害者のスマホに着信した「あ」メール(11時34分)が既読になっていたこと、当該時刻に加藤氏は東名阪(高速道路)を走行中でありメールを既読にできるのは「本人・真犯人を含む第三者・警察」のいずれかしかあり得ないことが争点化
第6回控訴審。科捜研技官3名の証人尋問。「あ」メールの既読の事実自体は認められたが、日時・誰が既読にしたかの点は曖昧なまま終結
名古屋高裁刑事第1部が控訴棄却
最高裁第一小法廷が上告棄却。懲役17年が確定
参考リンク
参考文献
湖東記念病院事件の再審無罪確定を巻頭特集。あずみの里事件・袴田事件・SBS事件・今市事件・乳腺外科医事件など通常審の注目事件も収録。燦燈出版。
Amazonで見る ↗袴田事件(最高裁差戻し)と布川事件(国賠勝訴)を巻頭特集。甲山事件・小石川事件・天竜林業高校事件・倉敷民商事件・和歌山毒カレー事件なども収録。燦燈出版。
Amazonで見る ↗名張事件と大崎事件第4次再審を巻頭特集。北海道庁爆破事件・狭山事件・飯塚事件・Coinhive事件・大川原化工機事件・天竜林業高校事件なども収録。燦燈出版。
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