1985年、熊本県松橋町で男性が刺殺された事件。宮田浩喜が逮捕され懲役13年で服役。「燃やした」と自白した凶器の小刀を検察が実は保管していたことが判明し、2019年に再審無罪確定。証拠開示の問題を象徴する事件。
逮捕年
1985
無罪確定年
2019
期間
34年
確定判決
懲役13年→再審無罪
都道府県
熊本県
地域
九州・沖縄
捜査機関
熊本県警
時代
現代
刑事手続き進行度
捜査
逮捕
起訴
一審
控訴審
上告審
確定
服役
✓
再審逮捕起訴一審有罪確定服役→ 再審無罪
通過有罪等無罪等進行中
1985年、熊本県松橋町で男性が刺殺された事件。宮田浩喜が逮捕され懲役13年で服役。「燃やした」と自白した凶器の小刀を検察が実は保管していたことが判明し、2019年に再審無罪確定。証拠開示の問題を象徴する事件。
- 事件発生
- 1985年
- 被告人
- 宮田 浩喜(みやた ひろき)
- 判決
- 懲役13年→再審無罪
- 現在のステータス
- 無罪確定
- 冤罪の原因
- 自白強要、証拠開示の問題
- 支援
- 日本弁護士連合会
タイムライン
事件不利有利手続事後
1985.01事件発生
熊本県松橋町で男性が刺殺される
1985.01宮田浩喜 逮捕
殺人容疑で逮捕。取調べで自白
1986.01一審 懲役13年
熊本地裁が懲役13年の判決
1990.01確定
最高裁が上告を棄却。懲役13年が確定
2012.01再審請求
熊本地裁に再審請求。弁護団が証拠開示を求める
2016.06熊本地裁が再審開始決定
「燃やした」と自白した凶器の小刀を検察が保管していたことが判明
検察は被告人が「燃やした」と自白した小刀を証拠として保管しながら、裁判に提出していなかった
2017.11福岡高裁が再審開始を維持
2017年11月29日、福岡高裁が即時抗告を棄却
2018.10再審開始確定
2018年10月10日、最高裁が検察の特別抗告を棄却し再審開始確定
2019.03再審無罪判決
2019年3月28日、熊本地裁が再審無罪判決
検察が再審公判で殺人罪の有罪立証をしなかった異例のケース
2025.03国賠一部認容
2025年3月、熊本地裁が検察の証拠隠しを認定し国に賠償を命令
事件に関わる言葉
裁判官・当事者・家族・支援者・訴追機関などによって記録・公表された発言のうち、 この事件の理解に重要なものを引用しています。
支援者の声より事件発生から34年が経過していることを踏まえると、権利救済にはもはや一刻の猶予も許されない
松橋事件の再審無罪判決を受けて発出された日弁連会長声明の一節。検察官に対する上訴権放棄の要請の文脈。
出典:日本弁護士連合会「「松橋事件」再審無罪判決に関する会長声明」 2019-03-28 原文を読む ↗
参考リンク
参考文献
冤罪白書 2025 Vol.7
『冤罪白書』編集委員会 (2025) — 書籍
白鳥決定50年を巻頭特集。福井女子中学生殺人事件の再審無罪判決、狭山事件・今西事件・神戸質店事件・姫路郵便局強盗事件・松橋事件国賠訴訟なども収録。燦燈出版。
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