北方事件
佐賀女性7人連続殺人事件のうち、1989年1月27日に佐賀県杵島郡北方町(現・武雄市)の山林で発見された3女性(5〜7人目の犠牲者)の殺害に関し、被告人男性(当時26歳)が逮捕・起訴された部分を「北方事件」と呼ぶ。検察側は死刑を求刑したが、2005年4月10日の佐賀地裁・2007年3月19日の福岡高裁いずれも、物証の乏しさや上申書の証拠価値の無さ(限度を越えた取調べと誘導により作成されたと認定)により無罪判決を言い渡した。福岡高検は上告を断念し、2007年4月2日に被告人の無罪が確定した。連続事件のうち1〜4件目(時効成立)は本事件の対象外。
佐賀女性7人連続殺人事件のうち、1989年1月27日に佐賀県杵島郡北方町(現・武雄市)の山林で発見された3女性(5〜7人目の犠牲者)の殺害に関し、被告人男性(当時26歳)が逮捕・起訴された部分を「北方事件」と呼ぶ。検察側は死刑を求刑したが、2005年4月10日の佐賀地裁・2007年3月19日の福岡高裁いずれも、物証の乏しさや上申書の証拠価値の無さ(限度を越えた取調べと誘導により作成されたと認定)により無罪判決を言い渡した。福岡高検は上告を断念し、2007年4月2日に被告人の無罪が確定した。連続事件のうち1〜4件目(時効成立)は本事件の対象外。
- 事件発生
- 1989年
- 被告人
- 判決
- 無罪 (判例時報1947頁)
- 現在のステータス
- 冤罪の原因
- 自白強要、見込み捜査、客観的証拠の欠如、長期勾留
タイムライン
佐賀県北方町の山中で3女性(F・N・Y)の遺体が発見される
別件で拘置されていた男性(当時26歳)が3人殺害を自供する上申書を提出するもすぐ否認
鹿児島刑務所服役中の男性をY殺害容疑で逮捕
佐賀地検が殺人罪で起訴。同日、H殺害容疑で再逮捕
公訴時効成立6時間20分前に佐賀地検がH殺害で追起訴
佐賀地裁にN殺害でも追起訴
佐賀地裁が物証の乏しさ・上申書の証拠価値の無さから無罪判決(検察求刑:死刑)
福岡高裁も無罪判決を言い渡し、佐賀県警察の杜撰な捜査を指弾
上告期限を過ぎても福岡高検が上告せず無罪確定