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八海事件

被告人5名

冤罪無罪確定

1951年、山口県で老夫婦が殺害された事件。真犯人・吉岡晃の自白により4名が共犯として巻き込まれ、一審・控訴審で有罪。最高裁が2度の破棄差戻しを行い、1968年に4名の無罪が確定。17年にわたる異例の裁判闘争。

逮捕年
1951
無罪確定年
1968
期間
17年
確定判決
一審死刑含む有罪→最高裁差戻→無罪
都道府県
山口県
地域
中国
捜査機関
山口県警
時代
現代
刑事手続き進行度
捜査
逮捕
起訴
一審
控訴審
上告審
確定
服役
再審
逮捕起訴一審有罪控訴審無罪最高裁差戻差戻有罪再上告最高裁無罪確定
通過有罪等無罪等進行中

1951年、山口県で老夫婦が殺害された事件。真犯人・吉岡晃の自白により4名が共犯として巻き込まれ、一審・控訴審で有罪。最高裁が2度の破棄差戻しを行い、1968年に4名の無罪が確定。17年にわたる異例の裁判闘争。

事件発生
1951
被告人
被告人5名
判決
一審死刑含む有罪→最高裁差戻→無罪
現在のステータス
無罪確定
冤罪の原因
自白強要、供述弱者

タイムライン

事件不利有利手続事後
1951.01事件発生

1951年1月24日、山口県熊毛郡麻郷村で老夫婦が殺害される

1951.03吉岡晃 逮捕

吉岡晃が逮捕され犯行を自白。後に4名を共犯として巻き込む供述

吉岡の自白が唯一の証拠。4名は一貫して否認
1952.06一審 全員有罪

1952年6月2日、山口地裁岩国支部が5名全員有罪(吉岡に死刑、4名に無期懲役等)

1953.09控訴審 全員有罪

1953年9月18日、広島高裁が控訴を棄却

1957.10最高裁が破棄差戻し(第1回)

1957年10月15日、最高裁が原判決を破棄し広島高裁に差戻し

1959.09差戻審 4名に無罪

1959年9月23日、広島高裁が共犯者4名に無罪判決

1962.05最高裁が再度破棄差戻し(第2回)

1962年5月19日、最高裁が検察上告を認め再び差戻し

1965.08第2次差戻審 再び有罪

1965年8月30日、広島高裁が4名に再び有罪判決

1968.10最高裁 4名に無罪確定

1968年10月25日、最高裁が4名に無罪を言い渡し確定。吉岡の死刑は維持

冤罪救済の対象は共犯者として巻き込まれた4名。吉岡は有罪のまま

参考リンク

百科事典八海事件 - WikipediaWikipedia

参考文献

冤罪白書 2020 Vol.2
冤罪白書 2020 Vol.2
『冤罪白書』編集委員会 (2020) — 書籍

湖東記念病院事件の再審無罪確定を巻頭特集。あずみの里事件・袴田事件・SBS事件・今市事件・乳腺外科医事件など通常審の注目事件も収録。燦燈出版。

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真昼の暗黒映画
(1956)

1951年に山口県で発生した八海事件(強盗殺人)を題材にした社会派ドラマ。正木ひろし弁護士のノンフィクション『裁判官―人の命は権力で奪えるものか』を原作に、橋本忍が脚本、今井正が監督。当時事件は最高裁で係争中で、最高裁から製作中止の圧力がかかったが「万が一有罪になったら監督を辞める」という信念で完成。公開12年後の1968年に4人の無罪が確定した。122分・白黒・現代ぷろだくしょん製作・キネマ旬報ベストテン第1位。

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