八海事件
被告人5名
1951年、山口県で老夫婦が殺害された事件。真犯人・吉岡晃の自白により4名が共犯として巻き込まれ、一審・控訴審で有罪。最高裁が2度の破棄差戻しを行い、1968年に4名の無罪が確定。17年にわたる異例の裁判闘争。
1951年、山口県で老夫婦が殺害された事件。真犯人・吉岡晃の自白により4名が共犯として巻き込まれ、一審・控訴審で有罪。最高裁が2度の破棄差戻しを行い、1968年に4名の無罪が確定。17年にわたる異例の裁判闘争。
- 事件発生
- 1951年
- 被告人
- 被告人5名
- 判決
- 一審死刑含む有罪→最高裁差戻→無罪
- 現在のステータス
- 無罪確定
- 冤罪の原因
- 自白強要、供述弱者
タイムライン
1951年1月24日、山口県熊毛郡麻郷村で老夫婦が殺害される
吉岡晃が逮捕され犯行を自白。後に4名を共犯として巻き込む供述
1952年6月2日、山口地裁岩国支部が5名全員有罪(吉岡に死刑、4名に無期懲役等)
1953年9月18日、広島高裁が控訴を棄却
1957年10月15日、最高裁が原判決を破棄し広島高裁に差戻し
1959年9月23日、広島高裁が共犯者4名に無罪判決
1962年5月19日、最高裁が検察上告を認め再び差戻し
1965年8月30日、広島高裁が4名に再び有罪判決
1968年10月25日、最高裁が4名に無罪を言い渡し確定。吉岡の死刑は維持
参考リンク
参考文献
湖東記念病院事件の再審無罪確定を巻頭特集。あずみの里事件・袴田事件・SBS事件・今市事件・乳腺外科医事件など通常審の注目事件も収録。燦燈出版。
Amazonで見る ↗1951年に山口県で発生した八海事件(強盗殺人)を題材にした社会派ドラマ。正木ひろし弁護士のノンフィクション『裁判官―人の命は権力で奪えるものか』を原作に、橋本忍が脚本、今井正が監督。当時事件は最高裁で係争中で、最高裁から製作中止の圧力がかかったが「万が一有罪になったら監督を辞める」という信念で完成。公開12年後の1968年に4人の無罪が確定した。122分・白黒・現代ぷろだくしょん製作・キネマ旬報ベストテン第1位。
