八丈島事件
冤罪無罪確定
1946年4月、東京都八丈島三根村で66歳の女性が姦淫の末に絞殺された事件。八丈島警察署が島民A(22歳・元軍属)と知的障害のあるB(21歳)を不法留置の末に取調べ、自白を得て起訴。両名は予審・公判で自白を撤回したが、東京地裁・東京高裁はAに懲役8年、Bに懲役3年を言い渡した。1957年7月19日、最高裁第二小法廷は捜査員の暴力認定証言と泣き声目撃証言から自白の任意性を否定し、破棄自判による無罪判決を全員一致で言い渡した。後にAが提起した国家賠償請求は棄却されている。
逮捕年
1946
無罪確定年
1957
期間
11年
確定判決
懲役8年,懲役3年
都道府県
東京都
地域
kanto
捜査機関
警視庁
時代
刑事手続き進行度
捜査
逮捕
起訴
一審
控訴審
上告審
確定
服役
再審
通過有罪等無罪等進行中
1946年4月、東京都八丈島三根村で66歳の女性が姦淫の末に絞殺された事件。八丈島警察署が島民A(22歳・元軍属)と知的障害のあるB(21歳)を不法留置の末に取調べ、自白を得て起訴。両名は予審・公判で自白を撤回したが、東京地裁・東京高裁はAに懲役8年、Bに懲役3年を言い渡した。1957年7月19日、最高裁第二小法廷は捜査員の暴力認定証言と泣き声目撃証言から自白の任意性を否定し、破棄自判による無罪判決を全員一致で言い渡した。後にAが提起した国家賠償請求は棄却されている。
- 事件発生
- 1946年
- 被告人
- 判決
- 懲役8年,懲役3年
- 現在のステータス
- 冤罪の原因
- 自白強要、知的障害者への不当な取調べ、供述弱者、長期勾留
タイムライン
事件不利有利手続事後
1946.04事件発生
八丈島三根村で66歳の独居女性が絞殺・姦淫される
1946.07.06A・B検束
Aが検束、同日Bも自宅で自白し検束(行政執行法に基づく不法留置)
1946.09.07起訴
東京地裁第七刑事部に住居侵入罪・強姦致死罪で起訴
1948.01.26一審 有罪判決
東京地裁第七刑事部がAに懲役8年、Bに懲役3年
1951.06.02控訴棄却
東京高裁第一〇刑事部が控訴棄却
1957.07.19最高裁 破棄自判 無罪
第二小法廷が全員一致で破棄自判による無罪判決
拷問による取調べ後の自白の証拠能力否定の重要判例