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福井女子中学生殺人事件

前川 彰司(まえかわ しょうじ)

1986年、福井県で中学生が殺害された事件。前川彰司が逮捕・起訴され懲役7年で服役。2024年に名古屋高裁金沢支部が再審開始決定、2025年7月に再審無罪判決。事件発生から39年で無罪が確定。

逮捕年
1987
無罪確定年
2025
期間
38年
確定判決
懲役7年→再審無罪
都道府県
福井県
地域
中部
捜査機関
福井県警
時代
現代
刑事手続き進行度
捜査
逮捕
起訴
一審
控訴審
上告審
確定
服役
再審
逮捕起訴一審有罪確定服役再審無罪
通過有罪等無罪等進行中

1986年、福井県で中学生が殺害された事件。前川彰司が逮捕・起訴され懲役7年で服役。2024年に名古屋高裁金沢支部が再審開始決定、2025年7月に再審無罪判決。事件発生から39年で無罪が確定。

事件発生
1986
被告人
前川 彰司(まえかわ しょうじ)
判決
懲役7年→再審無罪
現在のステータス
無罪確定
冤罪の原因
目撃証言の問題、自白強要
支援
日本弁護士連合会

タイムライン

事件不利有利手続事後
1986.03事件発生

3月19日、福井市で中学3年生の女子生徒が殺害される

1987.03前川彰司 逮捕

前川彰司が殺人容疑で逮捕

1990.09一審 無罪判決

9月26日、福井地裁が無罪判決

1995.02控訴審 逆転有罪

2月9日、名古屋高裁金沢支部が逆転有罪(懲役7年)

1997.11上告棄却・確定

11月21日、最高裁が上告を棄却。有罪確定

2003.03出所

3月6日、満期出所

2004.07第1次再審請求

7月15日、名古屋高裁金沢支部に再審請求。日弁連も支援決定

2011.11再審開始決定

11月30日、名古屋高裁金沢支部が再審開始を決定

2013.03再審開始取消

3月6日、名古屋高裁刑事第1部が検察の異議を認め再審開始を取消

2014.12特別抗告棄却

12月10日、最高裁が特別抗告を棄却。第1次再審請求終結

2022.10第2次再審請求

10月14日、前川氏が名古屋高裁金沢支部に第2次再審請求

2024.10再審開始決定

10月23日、名古屋高裁金沢支部が再審開始を決定。証人の虚偽供述や捜査機関の利益供与を厳しく批判

2024.10再審開始確定

10月28日、検察が異議申立てを断念し再審開始確定

2025.03再審公判・即日結審

3月6日、名古屋高裁金沢支部で第1回再審公判。即日結審

2025.07再審無罪判決

名古屋高裁金沢支部が無罪判決。事件発生から39年

2025.08無罪確定

検察が上告を断念し再審無罪が確定

2026.04.28刑事補償約4000万円を請求

再審無罪が確定した前川彰司さん(60歳)が刑事補償法に基づき約4000万円の補償金を福井地裁に請求

参考文献

冤罪白書 2023 Vol.5
冤罪白書 2023 Vol.5
『冤罪白書』編集委員会 (2023) — 書籍

袴田事件の再審開始決定と日野町事件を巻頭特集。鶴見事件・福井女子中学生殺人事件・今西事件・菊池事件・講談社元社員事件・弘前大学教授夫人殺し事件なども収録。燦燈出版。

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冤罪白書 2024 Vol.6
冤罪白書 2024 Vol.6
『冤罪白書』編集委員会 (2024) — 書籍

袴田事件再審無罪判決と再審法改正を巻頭特集。三鷹事件・狭山事件・福井女子中学生殺人事件・日野町事件・大崎事件・プレサンス元社長事件・今市事件なども収録。燦燈出版。

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冤罪白書 2025 Vol.7
冤罪白書 2025 Vol.7
『冤罪白書』編集委員会 (2025) — 書籍

白鳥決定50年を巻頭特集。福井女子中学生殺人事件の再審無罪判決、狭山事件・今西事件・神戸質店事件・姫路郵便局強盗事件・松橋事件国賠訴訟なども収録。燦燈出版。

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判例時報 No.2643(臨時増刊) 特集・福井女子中学生殺人事件再審無罪判決
判例時報 No.2643(臨時増刊) 特集・福井女子中学生殺人事件再審無罪判決
判例時報社 編 (2026) — 雑誌・論文集

2026年4月25日発行の判例時報臨時増刊号。福井女子中学生殺人事件の確定審各判決、第1次・第2次再審の各決定、再審無罪判決の全文を登載。加えて、弁護団による審理・証拠開示経過の論考、村岡啓一弁護士による供述の信用性判断に関する論考(「注意則の復権」)、川崎英明教授による再審法改正の必要性を論じる論考(法制審答申批判を含む)、朝日新聞・荻原千秋記者によるマスメディアの視点からの論考を収録。

冤罪をつくる検察、それを支える裁判所 そして冤罪はなくならない
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里見繁 (2010) — 書籍

30年間テレビドキュメンタリーを制作してきた元MBS記者・里見繁が、現地取材やドキュメンタリー番組の放送をもとに9件の冤罪事件をルポ。布川事件、足利事件、飯塚事件、京浜急行・痴漢冤罪事件、袴田事件、日野町事件、福井・女子中学生殺人事件、浜松幼児せっかん死事件、大阪高槻市・選挙違反事件を収録。日本の司法制度の構造的欠陥から冤罪が生み出されると論じる。インパクト出版会刊。

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