名張毒ぶどう酒事件
奥西 勝(おくにし まさる)
狭義の冤罪再審進行中
1961年、三重県名張市で公民館の懇親会でぶどう酒に毒が混入され女性5人が死亡。奥西勝が逮捕。一審無罪→控訴審で逆転死刑という異例の経過。2015年に獄中死。遺族が再審請求を継続。
逮捕年
1961
無罪確定年
—
期間
54年
確定判決
一審無罪→控訴審逆転死刑→確定
都道府県
三重県
地域
近畿
捜査機関
三重県警
時代
現代
刑事手続き進行度
捜査
逮捕
起訴
一審
控訴審
上告審
確定
服役
…
再審逮捕起訴一審無罪控訴審逆転死刑確定服役獄中死→ 再審請求中(遺族)
通過有罪等無罪等進行中
タイムライン
事件不利有利手続事後
1961.03事件発生
三重県名張市の公民館の懇親会でぶどう酒に毒が混入され、女性5人が死亡
1961.03奥西勝 逮捕
自白するも後に否認に転じる
1964.12一審 無罪判決
津地裁が無罪判決
1969.09控訴審 逆転死刑判決
名古屋高裁が一審を破棄し死刑判決。一審無罪→控訴審死刑という異例の逆転
日本の刑事裁判で一審無罪からの逆転死刑は極めて稀
1972.06上告棄却・死刑確定
最高裁が上告を棄却。死刑確定
2005.04名古屋高裁が再審開始決定
第7次再審請求で再審開始が決定される
発生から44年目にしてようやく再審の扉が開いた
2006.12名古屋高裁(別部)が再審開始を取消
同じ高裁の別の部が再審開始決定を取り消す
同一裁判所の別の部が判断を覆すという異例の展開
2010.04最高裁が差し戻し
最高裁が高裁に審理を差し戻す
2012.05差戻審で再び再審取消
名古屋高裁が再び再審開始を取り消す
2013.10最高裁が特別抗告を棄却
弁護団の特別抗告を最高裁が棄却
2015.10奥西勝 獄中死
89歳で名古屋拘置所にて死去。再審の扉が開かないまま獄中で亡くなった
逮捕から54年間、無実を訴え続けた