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事件一覧/今市事件(栃木小1女児殺害事件)

今市事件(栃木小1女児殺害事件)

勝又 拓哉(かつまた たくや)

狭義の冤罪冤罪の疑い

2005年、栃木県今市市で小1女児が殺害された事件。事件から8年後の2014年に勝又拓哉が別件逮捕され、勾留中に自白を強要された。物的証拠なし、秘密の暴露なし。東京高裁は自白の信用性を否定したが、訴因変更の上で無期懲役。2020年最高裁で確定。2025年7月に再審弁護団が結成。

逮捕年
2014
無罪確定年
期間
12+
確定判決
無期懲役(確定)
都道府県
栃木県
地域
関東
捜査機関
栃木県警
時代
現代
刑事手続き進行度
捜査
逮捕
起訴
一審
控訴審
上告審
確定
!
服役
再審
逮捕起訴一審有罪確定服役再審請求準備中
通過有罪等無罪等進行中

タイムライン

事件不利有利手続事後
2005.12事件発生

12月1日、栃木県今市市の小学1年生女児が下校中に行方不明。翌日、茨城県の山林で遺体発見

2014.01勝又拓哉 別件逮捕

1月29日、商標法違反(偽ブランド品販売)で逮捕。事件から約8年後

別件逮捕後の勾留を利用して殺人の取調べを実施。台湾出身で日本語が不得手な供述弱者
2014.02殺人の取調べ開始・自白

2月18日から検察が殺人の取調べ開始。「殺してゴメンナサイ」を50回言わされる等の取調べで自白に追い込まれる

暴言、平手打ちの暴行、「認めれば罪が軽くなる」と利益誘導。自白に至る過程は録音録画されず
2014.06殺人容疑で再逮捕・起訴

殺人容疑で再逮捕、起訴

2016.04一審 無期懲役(裁判員裁判)

4月8日、宇都宮地裁が無期懲役判決

物的証拠なし。裁判所は状況証拠だけでは有罪にできないとしつつ、自白が信用できるとして有罪
2018.08控訴審 一審破棄も再び無期懲役

8月2日、東京高裁が自白は信用できないとして一審判決を破棄。しかし訴因変更の上、状況証拠で無期懲役

裁判所主導で訴因変更(犯行現場・殺害方法の拡大)。わいせつ行為の痕跡なし、被告人DNAは不検出(別人のDNAは検出)
2020.03上告棄却・無期懲役確定

3月4日、最高裁が上告を棄却。無期懲役確定

2025.07再審請求弁護団が結成

再審請求に向けた弁護団が結成。現場再現検証、手紙の心理学鑑定等を準備

冤罪弁護士・今村核弁護士(故人)が「冤罪であり被告人は無実であることにほぼ確信を抱く」と述べていた